ニワとりの巣箱

面白いものが生まれたり生まれなかったり。

ラズベリーパイをついばむ Wi-Fiに接続する

テラリウムの方も進めてはいますが、

実は無線でのインターネット接続もできるようにしていたので

その覚書です。

 

本当はだいぶ前からできるようになってたんですが、

先日ちょっとアクシデントにより

OSの再インストールからやり直す羽目になりまして。

Wi-Fiの接続方法を書き残していなかったためにだいぶハマりました。

反省。

 

RaspberriPi3だとWi-Fiモジュールを内蔵してたりしますが、

私が使っているのは2Bなので

USB接続の子機を使用しています。

 

なおOSの再インストールでバージョンが

WeezyからJessieに上がっています。

 

f:id:niwakxq:20171120220757j:plain

 

とりあえず差し込んで認識されているか確認

$ lsusb
Bus 001 Device 004: ID 2019:ab2a PLANEX GW-USNano2 802.11n Wireless Adapter [Realtek RTL8188CUS]
Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp. SMSC9512/9514 Fast Ethernet Adapter
Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp. SMC9514 Hub
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub

 

1行目のように機器名が表示されていればOK

 

次に接続パスワードを暗号化

$ wpa_passphrase ルーターSSID 接続パスワード
network={
    ssid=ルーターSSID
    #psk=接続パスワード
    psk=暗号化された接続パスワード
}

これをコピーして

 

下記の設定ファイルを開き

$ sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

末尾に貼り付ける(暗号化前の接続パスワード行は消す)

country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
    ssid=ルーターSSID
    psk=暗号化された接続パスワード
}

 

今度は以下の設定ファイルを開いて、

$ sudo nano /etc/network/interfaces

下記の内容を追加(固定IPを割り当てる書き方)

auto lo
iface lo inet loopback

allow-hotplug eth0
iface eth0 inet dhcp

auto wlan0
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet static
address 割り当てる固定IP
netmask サブネットマスク
gateway ルーターのIP
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

 

これで再起動して、うまくいってるか確認

$ ifconfig

wlan0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500
inet 割り当てた固定IP netmask サブネットマスク broadcast ルーターのブロードキャストアドレス
ether MACアドレス txqueuelen 1000 (イーサネット)
RX packets 1333 bytes 191702 (187.2 KiB)
RX errors 0 dropped 7 overruns 0 frame 0
TX packets 607 bytes 105485 (103.0 KiB)
TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0

 

inetに続いて割り当てた固定IPが表示されていればOK

ブラウザでネットにつながってるか確認する

 

必要なのはこれだけなんですけどねー

書き間違えたり余計なこと書いたりでなかなか動かず苦労しました…